赤ちゃんのスキンケアについて

いよいよ寒さが厳しくなってきました。冬はインフルエンザの流行も心配ですが皮膚トラブルも増えます。特に赤ちゃんは生まれてから皮脂分泌が少なく乾燥しやすい事をご存知でしょうか。思春期以降は皮脂分泌が増えてくるのですが、赤ちゃんや小さなお子さんでは皮脂分泌が少ないため皮膚の表面は非常に乾燥しやすくなっています。でも普段は赤ちゃんの肌ってとても滑らかですよね。実はその弾力性は皮膚の下の方にある弾性線維が大人よりも豊富にあるからなのです。表面の皮膚は乾燥してしまっています。乾燥があると湿疹やアトピーが出やすくなりますし、乾燥が刺激になって掻きむしってしまうことがあります。皮膚がかさついている方やご家族にアレルギーがある方は毎日保湿剤を使用するようにしましょう。保湿剤は1日2回、朝と入浴後に塗るようにしましょう。入浴後はできれば5分以内を目安に保湿剤を使用してください。それでもカサつきが改善しない場合には1日3、4回と母乳を上げている時など機嫌が良い時にサッと塗ってあげるようにしましょう。荻窪にお住いの方で皮膚トラブルなど不安があればどうぞご来院して当院で相談ください。