標高の高い所に旅行される時の注意点

もうすぐ卒業シーズンが到来になります。折角の機会だと海外旅行に出かける方も多くいらっしゃると思います。

海外の都市、中でもペルーやメキシコ、ボリビア、チベットなどの都市では標高が非常に高くなっています。

これらの都市に行く際には高山病対策をすることをお薦めします。

一般的に標高2000m以上は高山病を起こすリスクが上昇します。標高2500m以上ではおよそ10〜25%で高山病は発症すると言われています。高山病の症状は多くは二日酔いの時のような重だるい感じ、頭痛、吐き気、嘔吐、めまいです。かなりつらいので一日中動けなくなることもあります。また重症な高山病では脳浮腫といって頭がむくんでしまい痙攣や意識障害が起きたり、肺水腫という息苦しさがでることもあります。

高山病は日々のトレーニングで予防することはできません。しかし高山病には予防薬があります。

もし標高の高い所にご旅行される予定があれば折角の旅行を楽しめるよう、予防薬内服をお薦めします。

荻窪にお住まいの方で高山病について、その予防薬をご相談されたい方はご来院ください。