平成30年度BCG予防接種講習会に参加しました

今週は厚生労働省が定めている結核予防週間です。

毎年9月24日〜30日が予防週間になっており、結核に関する正しい知識を広めるようになっています。最新のデータで2017年の全国で10万人あたり平均13.3人の方が新たに結核にかかっているといわれています。しかし杉並区では2017年はその平均を超えており10万人あたり16.5人の方が結核になっています。

幸い赤ちゃんやお子さんの世代はBCGが広く普及するようになり結核になる割合は少ないのですが、世界的にみて日本はまだまだ結核が多い国です。お子さんは結核にかからないように確実なBCG接種が必要です。

BCGの接種は当院でも行なっていますが、結核で有名な結核予防会結核研究所の森亭先生の勉強会であるとのことでこの度杉並区で行われたBCG予防接種講習会に参加してきました。意外にもBCG接種をする医師によって正しく注射が行われていないこともあるとのお話や副反応の様々な解説を伺えて、当院でも改めてより安全で確実なBCG接種ができるように努力していこうと思いました。