冬に増える病気とは?

明日からは大雪となりそうです。足下が悪くなりますので転倒などお気をつけください。

さて雪も降るということで冬本番ですが、冬に増える病気についていくつか触れてみようと思います。

風邪、インフルエンザ

風邪やインフルエンザが冬に増える傾向があります。感染を防ぐためにはうがい、手洗いをするようにしましょう。また自宅に風邪を引いている方がいる場合には日常生活にありよく触るもの、カップやタオル、TVチャンネルなどしっかりと消毒して使用するようにしましょう。

喘息

冷たい刺激で喘息発作は誘発されます。したがってゼーゼーする感じや息苦しさを感じる時には喘息発作の可能性があります。大人になって初めて喘息となることもあるので注意が必要です。喘息のお薬を使用されている方の場合にはしっかりと医師に指示された処方を継続するようにしましょう。

ノロウィルス感染

ノロウィルスに感染すると嘔吐、下痢が出現します。ぐったりして辛いと思いますが数日で自然とよくなります。手からの感染がほとんどですので周囲に嘔吐や下痢の症状をお持ちの方がいる場合には手洗いをしっかりとするようにしましょう。

もし疑わしい症状があった場合には脱水にならないように経口補液剤などで水分をすっかり取るようにしましょう。

関節痛

冬場は節々の痛みが辛くなることがあります。寒さが関節に何か影響を与えるのか証明された研究はないのですが時に痛みが強くなる方がいらっしゃいます。普段から水泳など関節に負担のかかりにくい運動を取り入れるようにしましょう。

手足の冷え

冷たさが手足に刺激となり、手足の血管が締まることで血の流れが停滞し、手足は冷たくなります。喫煙やカフェイン入りの飲み物は症状を悪くする可能性があるので控えましょう。

皮膚の乾燥

冬場は皮膚が乾燥するのでかさつきや湿疹が増えます。保湿剤でスキンケアをしっかりとするようにしましょう。お風呂の温度は熱すぎると痒みがでることがありますので適温にするようにしましょう。また手袋や靴下はしっかりと暖かいものを使用するようにしましょう。

心臓発作

寒さが辛い冬は血圧が上がるため心臓に負担となります。そのため冬場には心筋梗塞が増えるといわれています。室外での無理な運動は控えましょう。また自宅では暖かくするようにしましょう。室温は18度以上が望ましいとされます。

 

いかがでしたでしょうか。寒い冬は思った以上に色々な体調不良が出てきます。荻窪にお住まいの方で体調を崩された方や何かご不安な点があれば中島医院までご相談ください。内科、小児科、消化器内科だけでなく花粉症対策や皮膚トラブルなど日常でお困りのことをサポートできればと考えます。